2019-06-13から1日間の記事一覧
◇集団間和解 和解とは葛藤に関与した社会の成員の動機、目標、信念、態度、感情を変え、さらに葛藤当事者間の関係性と当事者自身を変えること。和解の障碍となるのが文化、集団的記憶、集団間感情。全国民に影響を与える文化への、国家レベルでの社会全体へ…
◇集団間接触 集団間の接触経験は集団間葛藤を弱めるのに効果的であると知られている。 集団間接触により葛藤が弱まるのは、接触によって外集団に対する不安が低下し、その結果外集団に対するポジティブな態度が形成されるため。 外集団成員と友人関係にある…
◇集団間葛藤 個人同士よりも集団間でのほうが、競争がより強くなることを個人間ー集団間不連続生効果という。これが生じる原因として、集団間パラノイアがあがる。これは集団は個人よりもより競争的、攻撃的、傲慢だと認知され、協力的、信頼的、援助的だと…
ポイント ◇内集団ひいき(びいき) 集団の中でも、自分の行動や思考の基準となる集団のことを準拠集団と呼ぶ。 自分が所属し、成員であると認知している集団を内集団。所属していない集団を外集団という。 自分と同じ集団の成員というだけで、外集団の成員に…
ポイント 同調 アッシュ(Asch, S. E.)の実験 確認問題 解答 ポイント 同調 集団成員が集団の多数の人が下した決定に合うように自分の決定を変えることを同調という。 規範形成は規範を正しいを思ってそれに自分の判断を合わせるが、同調はみなの意見が間違…
ポイント 集団意思決定 集団思考(group think) 集団極性化現象(group polarization) 確認問題 解答 ポイント 集団意思決定 集団意思決定は個人的意思決定よりも優れているとされる。 集団意思決定ではそえぞれの成員が獲得した独自の情報によって集団に…
ポイント 社会的促進 社会的抑制 社会的手抜き 確認問題 解答 ポイント 社会的促進 他者の存在が本来の能力を向上させる。この現象を社会的促進という。 人が見ている前では良いとこをみせたいという評価懸念から、好評価を得るために社会的促進がおこる。 …
ポイント 社会的アイデンティティ 自分が何者であるかという自己概念は個人的アイデンティティと社会的属性による社会的アイデンティティからなる。 社会的アイデンティティ理論では、人々はポジティブな自己概念を持つことを好み、自尊感情を高めることに動…
◇安心探し行動 安心探し行動とは、他者から受容されているかどうか、大切に思われているかどうかを確認する行動。抑うつ傾向の高い人は、他者の好意や受容に不安と懸念を抱いているため、安心探し行動を執拗に繰り返す。
◇社会的排斥とコントロール感 排斥の後にさらに排斥の危険性を高めるような行動をしてしまう。 排斥がコントロール感を低下させ、低下したコントロール感を取り戻そうとして人は攻撃を行う。
◇サポートと心的苦痛 サポートに伴う負の側面の一つに、自尊感情への脅威がある。他者からサポートを受けることは自身に解決能力がないことや、自立できないことの傍証としてとらえられる場合がある。 サポートの利用可能性の認知がストレスの健康に対する悪…