[第1種] 札幌学院大学大学院 [私立]
【指定対象の研究科・専攻名】
札幌学院大学大学院
臨床心理学研究科
臨床心理学専攻
【大学・学科の偏差値】
[札幌学院大学・心理学科]
偏差値
35.0〜40.0
センター得点率
53〜60%
〈河合塾より2018.12時点〉
【入試状況】
募集人員[特別選抜・一期・二期:10名]
受験者数:
特別選抜 4名 一期 8名 二期 7名
合格者数:
特別選抜 2名 一期 6名 二期 2名
競争倍率:
特別選抜 2.0倍 一期 1.3倍 二期 3.6倍
【試験科目】
専門科目:90分。心理学、臨床心理学/辞書持ち込み不可
小論文:40分。臨床心理学関係/辞書持ち込み不可。
英語:60分。臨床心理関係英文の読解力/辞書持ち込み不可。
面接:10〜15分
※試験時期(一期・二期)や試験種別(一般・社会人)による入試科目の違いはない。
※研究計画書の文字数:定めなし
【平成30年度入学試験日程】
[一期一般・社会人入試]
出願期間:H29.9.1 (金) 〜H29.9.14(木)
試験日:H29.9.30 (土)〜 H29.10.1(日)
合格発表日:H29.10.13(金)
[二期一般・社会人入試]
出願期間:H30.1.11(木) 〜 H30. 1.24(水)
試験日:H30.2.10(土) 〜H30.2.11(日)
合格発表日:H30.3.2(金)
【学費等初年度納付金】
入学金:200,000円
授業料:734,000円
教育充実費:120,000円
同窓会入会金・同窓会終身会費・学生教育災害保険料:21,200円
合計:1,075,200円
【進学・入試情報】
社会人入試制度:あり。大学院の出願資格を有し、入学時に3年以上の社会経験を有する者
研究室訪問:なし。
オープンキャンパス:なし。
過去問の閲覧:あり。 希望者に配付している。
内部進学制度:あり(特別選抜)。昨年度は4名が受験し、2名が合格している。
他学部からの受け入れ :なし。
博士課程:なし。
【在学生の内訳】
[修士]
1年次:男子2名、女子8名
2年次:男子2名、女子4名
【特色】
基本的に、年間を通し心理臨床センターにおけるケース検討(インテイク·カンファランス、ケース·カンファランス) を毎週3時間割いて院生·教員全スタッフで行っている。実際的なケースを基に、様々な理論、立場にたつ教員がいて、幅広い心理臨床の理論や技 法が学べる。
【授業の特色】
実際の臨床活動に結びつくような講義·演習·実習があり、心理臨床センターでのケース担当を中心とした実践的学習を重視している。
【具体的な実習先および実習】
岡本病院
五稜会病院
長野病院、
札幌佐藤病院
児童養護施設興正学園
社会福祉法人麦の子会ほか。
各施設のスタッフとしてデイケア、面接、検査補助、ミーティング等に参加。
【スーパーヴィジョンの体制】
1年の後期からケース担当が可能となるが、 基本的には、各ケースに教員がついて1対1のスーパーヴィジョンとなり、1回の面接毎に1時間のスーパーヴィジョンを行うという、堅固なスーパーヴィジョン体制が開設当時から続けられている。
【就職支援体制】
病院、児童養護施設、児童相談所、保健福祉センター、相談支援センタ 一、教育機関、法務省などからの求人に関わる情報を、本学キャリア支援課から得てメール配信している。また 道内の臨床心理士では最大勢力である修了生·同窓会経由の求人情報も院生にメール配信している。
【就職先の一例】
病院(精神科·心療内科等)
保健福祉センター
相談支援センター
教育機関 (教員、スクールカウンセラー)
【修士論文のタイトル一例】
箱庭制作体験におけるぴったり感についての考察
ー調査者~調査協カ者間の関係性に焦点を当ててー
スクールカウンセリングにおける連携についての研究
~スクールカウンセラーから見た連携の構造とその要因の把握を通して~
「家族」をテーマとするコラージュと家族イメージ法FITの比較
青年期における自己像のあり方と心理検査との関連についての研究
【教員リスト・専門分野】
井手正吾 :ロールシャッハ、MMPIを主とした心理査定(心理診断)に関する研究
葛西俊治:身体心理療法としての舞踏ダンスメソドの実践的研究、優先情報チャンネルと身体性の関係
佐野友泰:コラージュ作品の解釈·国際比較に関する研究、大学生の学校適応に関する研究
久藏孝幸:児童福祉領域における発達臨床的課題について、児童福祉領域における支援者の育成や支援! について、心理学研究における不定型なデータに対する計算科学的処理の活用について
舛田弘子:説明的文章の読解に関連する諸要因についての教育心理学的研究
宮崎友香:医療領域における認知行動療法の適用、心理アセスメントの効果的な適用
村澤知多里 :「ひきこもり」青年の心理的支援、被虐待児への心理的支援
森直久:自白·証言の信用性の心理学的評価、小集団における共同想起
山本彩:発達障がいがある方と、その家族を支える地域支援システム、二次障害を伴う自閉スペクトラム がある人への介入研究
大宮秀淑:精神疾患を有する者の認知機能に関する実践的研究、心理臨床場面における言語、文化、地域性に関する研究
斉藤美香:青年期のメンタルヘルスに関わる効果的支援、青年期·成人期の援助要請行動
手代木理子:小児科医療領域における臨床心理学的支援について、学校臨床における支援の在り方に関す
室橋春光:知覚·認知·学習過程の生理心理学的分析、発達障害メカニズムの生物学的基礎と社会的環境の相互作用的メカニズムの心理学的検討