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褒め方上手になろう!〜自尊感情を育む賞賛〜

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こんにちは!

ジョゾログです。

 

子供は成長するにつれて

「私って、こんないいところがあるんだ」

「自分のこんなところが好き」

というような意識を持つようになります。

 

これは自分に対する評価的感情・

自分に価値があると思うか否か

といった自己全体に対する感情的な評価になります。

 

つまり

自分自身に対して

どのような感情を抱いているのかということです

 

子供に良い自尊感情を育んでもらう為には

親の上手な褒め方が大切です。

 

本人の努力が結果に

結びついていることが

伝わるほめ方をしていく必要がありますね。

 

 

例えば、

「あなたが、1週間、

毎日欠かさず30分間漢字練習をしたから、

漢字テストで90点取れたんだよ」

といったように、

本人の努力と結果が結びついているという

認識をもたせる必要があります。

 

 

 本人にとって望ましくない結果が生じたときに、

その原因を

「自分には能力がない」「運が悪い」

といったようにと思わせてしまうのは

よろしくありません。

 

失敗経験の蓄積により、

自尊感情が低下し、

努力することを嫌がってしまいます。

 

ほめるときには、

「自分も頑張れば、できるようになる」

と努力によって結果を

導くことができるということを

教えてあげたいものです。

 

また、ほめる際には、

本人が努力したにもかかわらず、

「まだまだ練習が足りないな〜。もっと頑張って!」

と言われることは、

それまでのプロセスを考慮しない発言であります。

 

「ここまでは、よく頑張っているね。

あとは、◯ ◯ するといいんじゃないかな」

といったように、

努力のプロセスを認め、

さらに子どもにとって

プラスの積み上げを促すようなほめ方が、

子供の良い自尊感情を育むことに繋がります。

 

〈参考文献〉