独立変数・従属変数の見極め
(問)
下記のケースにおける対応の有無、独立変数、従属変数、要因数、条件数を答えてください。
(1)
ミュラーリアー錯視では矢羽の角度が主線の長さの判断に影響することが知られている。矢羽の角度の異なる30度条件と120 度条件を設定し、実際の主線の長さと実験参加者の長さの判断とのずれ(錯視量)を測定した。その際、30人の実験参加者が両方の条件を行った。
(2)
ある教授法A、B、Cにより、成績が異なるかを調べるために、60人を3つのクラスに割り当て、それぞれ異なる教授法により学習を行った。
(3)
性格(楽観的か、悲観的か) が依存性の強さ(5段階で評定)に影響するかを調べるために20人の対象者からデータを取り、検証した。
(解答例)
(1)
対応の有無、有
独立変数、矢印の角度
従属変数、錯視量
要因数、1
条件数、2
(2)
対応の有無、無
独立変数、教授法A,B,C
従属変数、成績
要因数、1
条件数、3
(3)
対応の有無、無
独立変数、性格
従属変数、依存性の強さ
要因数、1
条件数、2