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感情・動機づけ point

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◻︎「人は悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しい」という言葉のように、内蔵や骨格筋といった末梢器官の変化を知覚することに よって感情体験がもたらされると考えるのは、ジェームス=ランゲ説である。

 

◻︎基本的情動の混合に基づけば、 怒りと嫌悪の混合は侮辱である。

 

 

◻︎気分状態依存効果は、覚えたとき(学習時) と思いだすとき(検索時)の気分が一致している場合のほうが、不一致の場合と比べて、記憶成績がよくなる現象のことである。

 

 

◻︎感情が生じる過程に関しては、さまざまな考え方が提唱されている。そのなかで、感情の生起は脳の視床下部が重要な役割を果たすと考え、中枢起源説とも呼ばれる説をキャノン=バード説という。

 

 

◻︎感情体験には、 生理的要因と認知的要因の両方が関わっているとする主張する説をシャクターの2要因説と呼ぶ。

 

◻︎社会的動機には、他者に接近して友情や交友関係を持ちたいと願う親和動機や、障害や困難を克服して高い目標への到達や成功を目指す達成動機などがある。

 

 

◻︎他の報酬の獲得とは無関係で、その動機づけが引き起こす行動そのもののためになされる動機づけのことを内発的動機づけという。内発的動機づけをもたらす源泉として、知的好奇心、コンピテンスと自己決定への欲求の2つが挙げられている。