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単純接触効果(more exposure effect)

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ポイント

 

単純接触効果

ロバート・ザイアンス(Zajonc, R)により提唱された。

対象への接触回数が多いほど好感度が増す現象。

 

単純接触効果はプライミングで説明できる。プライミングとは先行刺激が後続刺激の解釈に無意識的な影響を及ぼすことである。

 

ライミングのような無意識的な影響は、様々な知覚・認知の場で現れている。無意識的な認知をサブリミナル(閾下知覚)が支えている。

 

閾下知覚は、知覚しているという自覚はないが意識下で刺激が処理されていることである。

 

サブリミナルによる無意識で素早い認知処理は、人が意識的に認知できないスピードで図形などが瞬間呈示された場合にも行われており、これが過去の接触経験として単純接触効果がおこる。つまりサブリミナルのみでも単純接触効果が成立する。

 

 

対人魅力に影響を与える要因

 

外見

特に関係の初期段階で強力な要因であり、外見が魅力的だと好ましさも高くなることが知られている。

 

接触頻度

好感度がフラットの状況から、ある刺激を目にする頻度が高まるだけで、好感度が増す。

 

類似性 

お互いの持っている態度が似ていれば似ているほど相手に対してより多くの好意をいだく。

 

確認問題

[1]

単純接触効果を提唱したのは次のだれか。

1、Zimbardo  2、Zajonc  3、Zeigarnik  4、Zavalloni

名古屋市立大学大学院 人間文化研究科 人間文化専攻)

 

[2]

私たちが感じる対人魅力はどのような要因によって左右されるのか、その概要について論じなさい。

名古屋市立大学大学院 人間文化研究科 人間文化専攻)

 

[3]

(1)効果とは、特定の中性的な刺激を何度も呈示されることによって、その刺激に対する正の反応(好ましい評価など)が高まることをいう。 

名古屋市立大学大学院 人間文化研究科 人間文化専攻)

 

 解答

[1]

 

[2]

対人魅力は外見、接触頻度、類似性に左右される。

外見は、特に関係の初期段階で強力な要因であり、外見が魅力的だと好ましさも高くなることが知られている。接触頻度は、好感度がフラットの状況から、ある刺激を目にする頻度が高まるだけで、好感度が増す。類似性は、 お互いの持っている態度が似ていれば似ているほど相手に対してより多くの好意をいだく。

 

[3]

1、単純接触

 

 

 

 

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