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エビングハウス(Ebbinghaus,H.)

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ポイント

 

 「忘れる」ことについては複数の説があるが、その 一つに、記憶は年月とともに風化していくと考える減衰説がある。古典的な無意味綴りを用いた文章完成法による記億テスト法を研究に使用し、エビングハウス(Ebbinghaus,H.)は保持曲線(忘却曲線)を提唱した。これは、日常では使用しない文字の組み合わせである無意味綴りを用いて、時間とともにどれくらい忘却が進行しているかを測定した。例えば、英語のテストのために英単語をいくつか覚えた、何日か後に確認してみたら、覚えたはずのいくつかの単語は忘れていた。この現象から単純に考えると、記憶が時間と共に忘れ去られていくようであるが、適切な手がかりによって思い出される場合もあり、後の研究で否定され、現在では積極的に支持されていない。

 

確認問題

[1]
 記憶研究におけるエビングハウス(Ebbinghaus,H.)の貢献について述べなさい。 

筑波大学大学院 人間総合科学研究科 心理専攻 心理臨床コース)

 

[2]

Ebbinghausの用いた記億テスト法を( )という。

名古屋市立大学大学院 人間文化研究科 人間文化専攻)

 

 

解答

[1]

 エビングハウスは厳密な刺激である日常では使用しない文字の組み合わせ(無意味綴り)を用いて記憶研究を行った。忘却曲線が代表的である。エビングハウスは記憶は年月とともに風化していくと考える減衰説を主張したが、現在では積極的に支持されていない。しかし、彼の系統的な実験手法は、その後の実験心理学の発達に貢献した。

 

[2]

文章完成法