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コミュニティ心理学(Community Psychology)

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ポイント

 

まず、地域援助の定義について述べる。地域援助とは、コミュニティに働きかけて、心の安全や予防を図る活動・実践のことである。理論背景には、予防精神医学、精神保健学、コミュニティ心理学がある。

 

この中でも、コミュニティ心理学では、人と環境の適合性を高めるために個人及び環境の両面に働きかける方法を開発するアプローチである。具体的には、危機介入、コンサルテーション、リエゾンといった活動を通してコミュニティや社会システムに変化をもたらし、人々の生活の質の向上と問題発生の予防を目指す。

 

キャプラン(Caplan, G.)による予防の3段階を下記に記載する。

一次予防は精神疾患や問題の発生予防と発生減少のことをさす。具体的には、職場におけるメンタル不調者が出ない環境づくりやストレスチェックなどである。

二次予防は精神疾患や問題の早期発見と早期治療。具体的には、職場におけるメンタル不調者の早期発見プログラムなどがある。

三次予防精神疾患や問題の再発予防と社会復帰促進をさす。具体的には、メンタル不調者の職場復帰のサポート体制、リハビリテーションなどがある。

 

 

 

確認問題

[1] 

地域メンタルヘルス運動の原理は、公衆衛生プログラムからきたものが多い。具体的には、公衆衛生プログラムと地域メンタルヘルスプログラムには三つの共通した予防に関する考え方がある。第一予防(発生させない)、第二予防(慢性化させない)、第三予防(再発させない)である。リハビリテーションセンターは、次のうちどのタイプの予防に当たりますか。適切なものを一つ選びなさい。 

1、第一

2、第二

3、第三

4、上記全て

5、上記1、2、3以外

帝京平成大学大学院 臨床心理学研究科 臨床心理学専攻)

  

 

解答

[1]