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ワトソン(Watson,J.B.)

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ポイント

 

ワトソンは行動主義(behaviorism)の創始者である。ワトソンは誰もが観察できる客観的行動を研究対象とし、刺激と反応の関係を明らかにしようとした。ワトソンの行動を研究対象とした行動主義は、刺激(stimulus)と反応(response)の関係を明らかにしようとしたことから、S-R心理学とも呼ばれる。この考えはパブロフなどの条件づけの影響を受けている。ヴントが内観法により分析対象とした意識は観察することができず、実体がない。ワトソンはこれでは客観性がなく、心理学が科学的学問になることはないと考えた。

 

 

確認問題

[1]

(  )に入る最も適切な語を答えなさい。

20世紀初頭まで、心理学は意識状態自体の記述と説明であるとされ、心理学者は( ① )法により、自分で自分の意識の観察・記述・解釈した。これに対し、( ② )は観察可能な行動に対象を限定し、その行動に( ③ )的方法を適用して法則を見出すようにすべきと主張し、( ④ )主義と呼ばれた。( ② )は、人間は白紙の状態で生まれ。( ⑤ )によって精神的特性が形成されると考えた。

神奈川大学大学院 人間科学研究科 人間科学専攻 臨床心理学研究領域)

 

 

解答

[1]

1、内観

2、ワトソン

3、自然科学

4、行動

5、条件付け