機能的自律性(functional autonomy)
ポイント
初めは生理的欲求であった動因が、経験の過程で社会的欲求に変化し、それが自律性を持つようになること。
オールポートによって提唱された。
例えば、若い頃、食べていくため家庭の都合で身近な職業だった大工として働いていた。しかし、その後年齢を重ねてサラリーマンとして働くようになった。生きるために大工の仕事は必要なくなったが趣味でDIYをする。この場合、大工仕事は生理的欲求から独立して、機能的自律性を持つようになったと考えることができる。
確認問題
[1]
次の用語を簡単に説明しなさい。
・機能的自律性
(立教大学大学院 現代心理学研究科 臨床心理学専攻)
解答
[1]
オールポートによって提唱された概念である。初めは生理的欲求であった動因が、経験の過程で社会的欲求に変化し、それが自律性を持つようになること。
○心理学科生おすすめテキスト
□「心理学〔新版〕(有斐閣)」
<amazon>
<楽天>
価格:4,620円 |
□「公認心理師・臨床心理士大学院対策 鉄則10&キーワード100 心理学編 」
<amazon>
<楽天>
公認心理師・臨床心理士大学院対策 鉄則10&キーワード100 心理学編 (KS専門書) [ 河合塾KALS ] 価格:2,750円 |
<使用画像>