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ロジャース(Rogers, C.R.)のエンカウンター・グループ(encounter group)

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ポイント

カール・ロジャースが創始した集団療法

典型的には10名ほどのメンバーと1~2名のファシリテーターにより行われる。4,5日間の合宿形式をとり、互いの尊重し合う自由な雰囲気のもとで、各自が感じたことを自由に思うがままに本音で話し合う。ファシリテーターはメンバーが「いま、ここで」で素直に自己開示すること、自らを受容し、他者からの受容に気づくことなどを促進する。

あらかじめ課題が準備されており、その課題をグループで行う構成的エンカウンターとあらかじめ課題が設定されておらず、その場課題をメンバー決めて行う非構成的エンカウンターに大別される。非構成的エンカウンターでは、ファシリテーターのスキルが重要なる。

ファシリテーターは集団の相互作用を促進させるためのスタッフであり、リーダー的存在ではない。

インターベンション(介入)はエクササイズを通して生徒自身の気づきの促進・拡大を図ったり、生徒の心的外傷を防ぐ

エンカウンターグループを支える基本的な仮説はクライエント中心療法と同じである。

 

 

確認問題

[1]

( 1 )は、C,ロジャースが開発した集団カウンセリングの方法で、構成的なものと非構成的な(ベーシックな)ものとがある。

東京成徳大学大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻)

 

[2]

構成的グループ・エンカウンターは実存主義を基調とし、枠を与えてその範囲内で心と心の触れ合いをする集中的なグループ体験である。(1)が活動の内容や順番をきめ、枠を設けて行うため、専門的なカウンセラーでなくても実施しやすい。構成要素の一つである(2)とは、生徒自身の「気づき」の促進拡大を図り、生徒の心的外傷を防ぐことである。

東京学芸大学大学院 教育学研究科 教育支援協働実践開発専攻)

 

 

解答

[1]

エンカウンターグループ

[2]

1、ファシリテーター

2、インターベンション