ポイント
ミネソタ大学のハサウェイ(Hathaway、S.R.)とマッキンレー(McKinley、J. C.)によって完成された、精神医学的診断の客観化を目的として開発された質問紙法の性格検査である。
550間の質問項目からなり、「臨床尺度」「妥当尺度」、そして多数の「追加尺度」から構成される。
質問数の多さ、尺度の詳細性において、信頼性が高い性格検査の1つである。
また、虚偽尺度(lie scale)を置くことで回答者の意図的な歪曲反応を防止している。
確認問題
[1]
正しい組み合わせを選びなさい。
a 内田クレペリン精神検査-作業検査法
b YG(矢田部ギルフォード)性格検査-作業検査法
c ロールシャッハ・テスト-質問紙法
d MMPI(ミネソタ多面人格目録)-質問紙法
e WAIS(ウェクスラー成人知能検査)-投影法
(駒沢女子大学大学院 人文科学研究科 臨床心理学専攻)
解答
[1]
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