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パニック症/障害(panic disorder)

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ポイント

パニック症/障害(panic disorder)

パニック症/障害は不安症/障害のひとつであり、きっかけなく突然のパニック発作を繰り返すものである。息苦しさや息切れの動悸・窒息感・発汗・死への恐怖などの13の症状のうち4つ以上みられるものがパニック発作である。何の前触れもなく突然パニック発作に襲われるため「また発作が起こるのでは」という予期不安が強くなる。パニック発作に襲われたことがきっかけとなり強い不安を引き起こす。パニック障害者の約半数が広場恐怖を伴うと言われている。

 

不安障害にはパニック障害のほか、公共交通機関、人が集まる場所から逃げ出すことが困難であるという強い恐怖や不安からその場所を避けたりする広場恐怖、日常生活の様々な出来事に対して理由の定まらない不安や心配が生活に支障をきたすほど過剰に長期間続く全般性不安障害などがある。

 

パニック障害の治療法

パニック障害には薬物療法心理療法が有効であると考えられている。特に認知行動療法パニック障害に有効とするエビデンスが多く、エクスポージャーの利用が中心となっている。また、パニック障害の患者は、そうでない人よりも日常生活において緊張が高いことが知られている。そのため、日常における緊張状態を低下させるために、自律訓練法や呼吸法も有効であると考えられる。

 

確認問題

[1]

次のような精神症状や障害を何というか。

・動修、心棒九進、呼吸困難、発汗などの心身の症状が突発的に生じる。

京都学園大学大学院 人間文化研究科 人間文化専攻)

 

[2]

 不安にはさまざまな意味が含まれているが、本来、解決することが難しい破局が切迫しているという意識と関連しており、人間にとって必要だとする見方もある。しかし、「病的な不安」も存在する。臨床で問題となる「病的な不安」の代表が不安障害である。不安障害の1つに、(a)しないパニック発作が繰操り返し起こるパニック障害がある。パニック障害パニック発作ではさまざまな身体症状や精神症状がみられる。逃げられない、助けが得られない、恥ずかしい思いをするような場所や状況に対して不安・恐怖を感じることを(b)という。この症状はパニック発作を繰り返すために二次的に生じる(c)と考えられている。パニック障害に有効であるとされる治療法として薬物療法があるが、薬物の処方だけですべてのパニック関連の症状が改善されるわけではない。パニック障害に対する心理的治療法としてもっとも有効であるとされているのが(d)である。なかでも中心的技法とされるのが、(b)に対して効果があるとされる(e)法である。これには現実による方法と想像による方法がある。

東京女子大学大学院 人間科学研究科 人間社会学専攻)

 

解答

[1]

パニック障害

 

[2]

a予期

b広場恐怖

c予期不安

d認知行動療法

e暴露