ポイント
パターン認知
視野の中の刺激をまとまりとしてとらえ、それをまとまったパターンとして理解すること。
パターン認知の仕方
認知過程において、刺激の物理的な特性を分析することから始まり、低次のレベルから次第に高次のレベルへと進んでいく処理をデータ駆動型処理(ボトムアップ処理)という。これに対して、知識や期待などにもとづいて、刺激の知覚や認知が影響を受ける処理を概念駆動型処理(トップダウン処理)という。
文脈効果
刺激の知覚が前後の刺激の存在に影響を受けること。文脈効果はトップダウン処理によっておこる。
確認問題
[1]
top-down処理は(a )-drivenとも言われ、bottom-up処理は(b )-drivenとも言われる。
(名古屋市立大学大学院 人間文化研究科 人間文化専攻)
解答
[1]
a:conceptually(概念駆動処理)
b:data driven(データ駆動処理)