ポイント
文部科学省が提唱する「特別支援教育」とは、障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち、生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、適切な指導及び必要な支援を行うものである。
ノーマライゼーションの原理が世界に広がり、その理念を具体的に実現する取り組みの一環として、ンテグレーション教育(統合教育)、インクルージョン(万人のための教育)の順番で教育概念が時代の流れと共に「特別支援教育」の骨子として取り入られている(現行はインクルージョン教育)
インテグレーション教育(統合教育)
障害をもつ児童を通常の学級で一般の児童とともに教育すること。
インクルージョン教育(万人のための教育)
子どもは一人ひとりユニークな存在であり、一人ひとり違うのが当たり前であることを前提として、すべての子どもを包み込む教育システムの中で、一人ひとりの特別なニーズに応じた教育援助を行うこと。