成年後見人・医療観察法制・司法精神医学・指定入院医療機関
成年後見人
成年後見人制度は精神上の障害(知的障害、精神障害、認知症など)により、判断能力が十分でない方が、不利益を被らないように、家庭裁判所に申し立てをして、その方を援助してくれる人を付けてもらう制度である。
医療観察法
医療観察法の下、医療観察制度がある。心身喪失等の状態で重大な他害行為を行なった者と裁判所が判断した場合、罪が軽減される。重大な犯罪および鑑定で心身喪失/心身耗弱と診断された者が対象。
医療観察制度とは、「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律(医療観察法)」に基づき、対象者に適切な医療を提供し、社会復帰を促進するために生活環境を調整することを目的とする制度のこと。指定医療機関における入院治療と、地域社会での支援である精神保健観察や通院治療からなる。
司法精神医学
→心神喪失状態
指定入院医療機関