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社会心理学

服従(obedience)

服従(obedience) 服従とは、権威者からの命令や指示に従うことである。 ミルグラム(Milgram, S.)の実験が有名である。 ミルグラム(Milgram, S.)の実験 実験では権威者(実験者)から自身の良心に反する様な指示を受けた際に、どの程度まで服従するかが…

リーダーシップ(leadership)

ポイント 確認問題 解答 ポイント リーダーシップ研究では効果的なリーダーシップには、『P(Performance:目標達成の促進機能)』と『M(Maintenance:人間関係の調整機能)』の2種類があるとした。 “P”は課題志向の厳しさ・励ましのリーダーシップ要因であ…

自尊感情(self-esteem)

自尊感情(self-esteem) 自己に対する価値的感情や態度のこと。自尊感情は、その人自身に常に意識されているわけではないが、その人の言動や意識態度を基本的に方向付ける。その意味で精神的健康や適応の基盤をなす。 cf. セルフ・ハンディキャッピング な…

自己概念(self-concept)

自己概念(self-concept) 自らが自己を対象(客体)として把握した概念。自分の性格や能力、身体的特徴などに関する比較的永続した自分の考え、あるいは、外界との相互作用の中で収集・蓄積された自分自身に関する知識、と説明する場合もある。「自己像」、…

自己開示(self-disclosure)

ポイント 自己開示の返報性(reciprocity) 確認問題 解答 ポイント 自己開示(self-disclosure) 自分の主観的世界や自分に関する情報について、他者に言語を介して伝える行為を言う。厳密に言えば、何の意図も無しに背定的な面も否定的な面も含めて、あり…

自己呈示(self-presentation)

ポイント 自己呈示(self-presentation) 確認問題 問題 ポイント 自己呈示(self-presentation) 自分に対する望ましい印象を他者に与えるため、意図的、作為的に行動することをいう。印象管理とも言う。自己開示は言語的伝達のみを対象とし意図的/非意図的…

態度(attitude)

態度(attitude) ある対象に対する反応に影響を及ぼす内的傾向のこと。 感情(affect) 好き一嫌い、(感覚的な)良い一悪い 【例】タバコの匂いが嫌い。 行為(behavior) したい(接近)-したくない(回避)、受容一拒否 【例】タバコを吸わない。タバコ…

一次的欲求と二次的欲求(primary needs and secondary needs)

ポイント 1次的欲求 2次的欲求 確認問題 解答 ポイント 1次的欲求 飢えや渇き、睡眠、排池など、人の生存に不可欠な生理的欲求のこと。 2次的欲求 社会的欲求(社会的動機)とも呼ばれる。社会的学習経験によって獲得された欲求。二次的欲求は、投影法検査で…

社会的ジレンマ(social dilemma)

ポイント 社会的ジレンマ(social dilemma) 囚人のジレンマ(Prisoner's Dilemma) 確認問題 解答 ポイント 社会的ジレンマ(social dilemma) 社会において、個人の合理的な選択が社会としての最適な選択に一致せず乖離が生じる葛藤。 【例】ゴミ出しを決…

説得(persuasion)

ポイント 送り手の要因 スリーパー効果(sleeper effect) メッセージの要因 ブーメラン効果 精織化見込みモデル(Elaboration Likelihood Model:ELM) フットインザドア技法・段階的要請法(foot-in-the-door) ドアインザフェイス(譲歩誘導法) ローボー…

バンデューラ(Bandura) / 自己効力感(self-efficacy)

ポイント 確認問題 解答 ポイント バンデューラ(Bandura)が提唱した社会的学習理論において、行動変容においては、個人がある状況において心要な行動を効果的に遂行できる可能性の認知、つまり自己効力感(self-efficacy)が重要であることを示した。 自己効力…

ハロー効果(halo effect)

ポイント 確認問題 解答 ポイント ある対象を評価する時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる(認知バイアス)現象のこと。光背効果、ハローエラーともいう。 確認問題 [1] 他者がある側面で望ましい(もしくは望まし…

二重過程理論(Dual process theory)

ポイント 二重過程理論…顕在的過程と潜在的過程の対立あるいは統合の相互的なプロセス 顕在的過程…「遅く、制御的、意識的」な心理過程 潜在的過程…「素早く、自動的、無意識的」な心理過程 ・トロッコジレンマの問題…実験参加者に対して、制御不能になった…

認知的不協和(cognitive dissonance)

ポイント 確認問題 解答 ポイント 認知的不協和は、人が自身の中で矛盾する認知を同時に抱えた状態、またそのときに覚える不快感を表す概念である。アメリカの心理学者レオン・フェスティンガ(Festinger, L)によって提唱された。複数(通常は二つ)の要素…

原因帰属(attribution)

ポイント 確認問題 解答 ポイント 他者や自分の行動の原因や理由を解釈し、推測する過程は「原因帰属」と呼ばれる。 人の行為に関する原因帰属には一定の歪み(バイアス)が生じる。 原因帰属の3次元とは、位置(内的/外的)・安定性(安定/不安定)・統制…

向社会的行動(prosocial behavior)

ポイント 確認問題 解答 ポイント 向社会行動(prosocial behavior)は、援助行動(helping behavior)や愛他的行動(altruistic behavior)に代表されるように、一般に、何らの外的な報酬を期待することなく自由意思から他者に恩恵を与える行動であると考えられ…

セルフ・ハンディキャッピング

ポイント 確認問題 解答 ポイント セルフ・ハンディキャッピング 自分の失敗を外的条件に求め、成功を内的条件に求めるための機会を増すような、行動や行為の選択のことを指す概念。エドワード・E・ジョーンズらによって提唱された。自分自身にハンディキャ…

内集団ひいき / 内集団バイアス(ingroup bias)

ポイント ◇内集団ひいき(びいき) 集団の中でも、自分の行動や思考の基準となる集団のことを準拠集団と呼ぶ。 自分が所属し、成員であると認知している集団を内集団。所属していない集団を外集団という。 自分と同じ集団の成員というだけで、外集団の成員に…

同調(conformity)

ポイント 同調 アッシュ(Asch, S. E.)の実験 確認問題 解答 ポイント 同調 集団成員が集団の多数の人が下した決定に合うように自分の決定を変えることを同調という。 規範形成は規範を正しいを思ってそれに自分の判断を合わせるが、同調はみなの意見が間違…

集団思考(group think)

ポイント 集団意思決定 集団思考(group think) 集団極性化現象(group polarization) 確認問題 解答 ポイント 集団意思決定 集団意思決定は個人的意思決定よりも優れているとされる。 集団意思決定ではそえぞれの成員が獲得した独自の情報によって集団に…

社会的促進 (Social promotion)/ 社会的抑制(social inhibition)/ 社会的手抜き(social loafing)

ポイント 社会的促進 社会的抑制 社会的手抜き 確認問題 解答 ポイント 社会的促進 他者の存在が本来の能力を向上させる。この現象を社会的促進という。 人が見ている前では良いとこをみせたいという評価懸念から、好評価を得るために社会的促進がおこる。 …

傍観者効果(bystander effect)

ポイント 確認問題 解答 ポイント 周囲に他者がいるとき、人は援助しにくくなる。これを傍観者効果という。これは集団心理の一つである。ある事件に対して、自分以外に傍観者がいる時に率先して行動を起こさない心理である。傍観者が多いほど、その効果は高…

スキーマ (schema)

ポイント スキーマ (schema) スクリプト(script) 自己スキーマ (self-schema) 確認問題 解答 ポイント スキーマ (schema) スキーマとは経験に基づいて形成された知識や行動の枠組み。 スクリプト(script) スキーマの中でも、日常生活での行動の手…

感情労働(emotional labor)

ポイント 感情労働 確認問題 解答 ポイント 感情労働 自らの感情表出を通じて顧客を一定の感情状態にさせることを責務とし、対価を得ることを感情労働という。 感情労働には表層演技と深層演技がある。 表層演技は実際に感情を経験していないにもかかわらず…

ステレオタイプ(stereotype)

ポイント ステレオタイプ(stereotype) 確認問題 解答 ポイント ステレオタイプ(stereotype) ある社会集団やその構成員(メンバー)の特徴について、社会的に共有される信念を指す。 潜在的ステレオタイプとして、本人の自覚や意図のないままに差別してし…

ヒューリスティック(heuristics) / 合意性バイアス(consensus bias)

ポイント ヒューリスティック(heuristics) 代表性ヒューリスティック 利用可能性ヒューリスティック 保留と調整 合意性バイアス 創造的過程の理論 機能的固着 アルゴリズム サピア・ウォーフ仮説 主題内容効果 確認問題 解答 ポイント ヒューリスティック…

社会的認知 point

◻︎他者や自分の行動の原因や理由を解釈し、推測する過程は「原因帰属」と呼ばれる。 ◻︎他者を認知する枠組みとして、「個人的親しみやすさ」「社会的望宗しさ」 「活動性」の3つの次元があることが見出されている。 ◻︎順に入手する情報から他者に関する認知…

ハイダー(Hidder, F.)

ポイント バランス理論 内的帰属と外的帰属 確認問題 解答 ポイント バランス理論 自分を含めた好悪関係について、ハイダー(1958)はバランス理論を提出している。自分をp, 2人の他者をそれぞれoとqで表現すると, 自分pからoへの好悪関係, pからqへの好悪関…

フットインザドア(foot-in-the-door)/ ドアインザフェイス(door-in-the-face)/ ローボールテクニック(low-ball technique)

ポイント フットインザドア技法・段階的要請法(foot-in-the-door) フットインザドア技法の効果を示す実験 ドアインザフェイス・譲歩誘導法(door in the face) ローボールテクニック・承諾先取り法(low-ball technique) 確認問題 解答 ポイント フット…

心理学で家族を考える family life cycle theory

こんにちは。 ジョゾです。 心理学で家族の成り立ちから終わりまで 考えられた理論を一つ紹介します。 変化の理論モデルによる6段階説 第1段階 親元を離れて独立して生活しているが、まだ結婚していない若い成人の時期。 第2段階 結婚による両家族のショニ…