感情・人格心理学
ポイント 1次的欲求 2次的欲求 確認問題 解答 ポイント 1次的欲求 飢えや渇き、睡眠、排池など、人の生存に不可欠な生理的欲求のこと。 2次的欲求 社会的欲求(社会的動機)とも呼ばれる。社会的学習経験によって獲得された欲求。二次的欲求は、投影法検査で…
ポイント 型(パターン)と方向(3×3の9タイプ) フラストレーション耐性(frustration tolerance) フラストレーション反応 確認問題 解答 ポイント 人の欲求不満への対処の仕方に注目し、パーソナリティ研究を行ったのが、P-Fスタディの開発者のローゼンツ…
ポイント 確認問題 [1] Damasio, A.R.のソマティックマーカー説について、説明しなさい。 (名古屋市立大学大学院 人間文化研究科 人間文化専攻) 解答 [1] Damasio, A.R.は感情が意思決定に影響を与えることを仮定した。意思決定に影響する身体からの信号を…
ポイント ウェクスラー式知能検査 ウェクスラー式知能検査はニューヨークのベルヴュー病院のウェクスラー(Wechsler, D.)によって開発された知的能力別の診断を目的とした知能検査である。ビネーが知能を1つの一般知能と考えたのに対して、ウェクスラーは知…
ポイント グッドイナフ(Goodenough, F. L.)によって開発された描画式知能検査。一人の人物(男性)の画を描き、その描画の身体各部分の抽出の有無・描出法から知能を測定する。対象年齢は3歳から10歳。言語表出の理解能力を必要としないので、言葉や言語の…
ポイント 類型論( Typology) クレッチマー(Kretschmer, E.) ユング (Jung, C. G.) 特性論( Trait theory ) オルポート(AIlport, G.W.) キャッテル(Cattell, R.B.) アイゼンク(Eysenck, H.J) ビッグ・ファイブ(Big Five) 確認問題 解答 ポイント …
ポイント 確認問題 解答 ポイント カウフマン夫妻(Kaufman, A. S.&Kaufman, N. L.)によって開発された児童用知能検査。 対象年齢は2歳6ケ月から18歳11ヶ月。 特徴は知的活動を認知処理過程と知識・技能の習得度から評価する点と、認知過程を継次処理(情…
ポイント 妥当性尺度 臨床尺度 MMPI-3 確認問題 解答 ポイント ミネソタ大学のハサウェイ(Hathaway、S.R.)とマッキンレー(McKinley、J. C.)によって完成された、精神医学的診断の客観化を目的として開発された質問紙法の性格検査である。 550間の質問項…
ポイント 確認問題 解答 ポイント ギルフォード(Gilford , J. P.)の人格特性理論に基づき、矢田部達郎によって作成された質問紙法の性格検査である。因子分析によって12の下位尺度を設けて下位尺度ごとに10問が作られ、計120間の質問項目から構成される。 …
ポイント 確認問題 解答 ポイント ストレス反応を低減することを目的とした、絶えず変化していく認知的または行動的努力のプロセスを、コーピングと呼ぶ。 フザラスは、2次的評価での脅威的出来事に対する対処方法をコーピングと呼び、これを問題焦点型コー…
ポイント 内発的動機づけ 確認問題 解答 ポイント 動機付けは、一つの目標に向かって行動を開始し、それを維持する一連の働きのことである。人の内部から沸き起こる動因と人の外部にある誘因のいずれか、また両方によって引き起こされる。自己の外部にある誘…
ポイント 葛藤は、複数の欲求が同時に存在し、一方の欲求を満たそうとすると、もう一方の欲求を満たすことができない状態のことである。 レヴィン(Lewin, K)は誘発生(valence:対象がもつ特性のことで、人を引きつける場合は正の誘発生、人を遠ざける場合…
ポイント 確認問題 解答 ポイント キャノンによって提唱された。 身体内部の状態を一定に保とうとする自動的なメカニズム。 例えば、サウナに入ったときなど身体の温度が高くなりすぎた時には、発汗作用が起きてその温度を低めようとするように、環境が変化…
ポイント 確認問題 解答 ポイント 欲求段階説・欲求階層説(hierarchy of needs)は、ロジャース派のマズローによって提唱された欲求理論である。人間の行動を引き出す欲求は、下位のものから「生理的欲求」「安全の欲求」「社会的(愛情・所属)の欲求」「…
ポイント 確認問題 解答 ポイント 初めは生理的欲求であった動因が、経験の過程で社会的欲求に変化し、それが自律性を持つようになること。 オールポートによって提唱された。 例えば、若い頃、食べていくため家庭の都合で身近な職業だった大工として働いて…
ポイント 確認問題 解答 ポイント ビネー式知能テストはフランスの実験心理学者であるビネー(Alfred.Binet)が弟子で医師であるのシモン(Theodore.Simon)とともに開発した世界初の個別式知能検査である。当初は学業不振児童(精神遅滞・精神薄弱の児童)…
ポイント スピアマン(Spearman,C.E. ) / 二因子説 サーストン(Thurstone,L.L.)/ 多因子説 ガードナー(Gardner,H.)/ 多重知能理論 キャッテル(Cattel,R.)/ 結晶性知能・流動性知能 ギルフォード(Gilford, J.P.)/ 構造理論・収東的思考・拡散的思考 …
ポイント 確認問題 解答 ポイント 感情体験には生理的要因と認知的要因の両方が関わっていると主張したのが、シャクターの2要因説である。 シャクターとシンガー(1962)によれば、私たちが感情を体験する過程は、次の通りである。まず、何らかの刺激状況に出…
ポイント 確認問題 解答 ポイント □ジェームズ=ランゲ説 身体的生理的変化が感情体験を引き起こすと考える感情についての理論である。抹消起源説とも呼ばれる。 外的な刺激によってまず生理的変化が生じ、その変化を脳が受信することで情動が生じる。「人は…