セルフ・ハンディキャッピング
ポイント
自分の失敗を外的条件に求め、成功を内的条件に求めるための機会を増すような、行動や行為の選択のことを指す概念。エドワード・E・ジョーンズらによって提唱された。自分自身にハンディキャップを付けること、という意味である。
つまり、なんらかの課題遂行をする際、自尊感情を維持するために、事前に自分にとって不利な情報を他者に主張すること。ジョーンズ（Jones、E. E.）らによって提唱された。
自尊感情（自尊心：self-esteem）は自己に対する価値的感情や態度のことである。自尊感情は、その人自身に常に意識されているわけではないが、その人の言動や意識態度を基本的に方向付ける。その意味で精神的健康や適応の基盤をなす。
確認問題
自己への否定的な評価が下ることを回避するために、失敗が予想される脅威的な状況で説得力のある因果的な説明を行い、脅威を低減しようとすることを（ 1 ）と呼ぶ。
（東京成徳大学）
