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視覚の二重作用説(duplicity theory)

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ポイント

 

視覚について、視覚の二重作用説では目の網膜の中で、錐体細胞と桿体細胞の2つの視細胞がそれぞれに視覚刺激に対して役割を持っているとしている。 錐体は刺激閾が比較的高く、弱い光には反応できない。そのため、明所において使用される。網膜の中心窩の付近に分布している。桿体は刺激閾が比較的低く、弱い光にも反応できる。主に暗所において使用される。網膜の周辺部に分布している。

 

 

 

確認問題

 

視覚の二重作用(説)(duplicity theory)について、「桿体・錐体」の二つの語句を使用して説明しなさい。

日本女子大学大学院 人間社会研究科 心理学専攻)

 

解答

視覚について、視覚の二重作用説では目の網膜の中で、錐体細胞と桿体細胞の2つの視細胞がそれぞれに視覚刺激に対して役割を持っているとしている。 錐体は刺激閾が比較的高く、弱い光には反応できない。そのため、明所において使用される。網膜の中心窩の付近に分布している。桿体は刺激閾が比較的低く、弱い光にも反応できる。主に暗所において使用される。網膜の周辺部に分布している。