自己に注意が向けられ意識化された状態は、自覚状態(self-awareness)と呼ばれる。
実験的に自覚状態を生じさせる方法としてほ、鏡やTVカメラで自己の姿を見せるなどによって、自己のシンボルと接触させることが多い。
この他には、実際に他者から注目される状況に置くなどの手続きが採られる。
自覚状態に置かれた人の注意は、自己の行動の適切さの基準(standard of correctness)に向かうとされる。適切さの基準は、当該状況における行動の指針であり、信念、理想、規範などが含まれる。
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