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パーソナリティ point

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◻︎自分が持っている特徴を、 同じように相手も持っていると認知してしまう、 という性格の認知における誤りを投射効果と呼ぶ。

 

◻︎ユングの外向型·内向型分類によれば、「ものごとに対して批判的である」という特徴は、思想的側面において内向型ということになる。

 

◻︎質問紙法の長所は、期間をおいて再度実施したときの相関、 すなわち再検査法信頼性が比較的高く、 安定した結果が得られることや、 実施が簡単なことである。

 

◻︎作業検査法は、一定の作業を行わせ、そこでの反応に認められる特徴からその人の性格を推定する方法である。作業検査法では、 虚偽の反応は起こり難いが、幅広い性格の側面がみられないという限界がある。

 

◻︎人はイドから生じる「~したい」という欲求と、「~してはならない」という超自我の規制により、葛藤が生まれる。自我はその調整に悩み、さまざまな方法で心の安定を図ろうとする。そのメカニズムを防衛機制と呼ぶ。

 

◻︎不適応で悩んでいる人は、自己概念と経験のズレが大きく、経験が歪曲されたり否認されている部分が多い。そこで、ありのままの自分を受け入れるように援助すれば治療が進み、自己成長を遂げることができる、とするロジャースの考えにもとづく心理療法来談者中心療法と呼ぶ。