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仮現運動(apparent movement)

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ポイント

仮現運動とは、実際には運動していない刺激が、運動しているように見える現象のことである。仮現運動にはα運動、β運動、誘導運動、自動運動などがある。α運動ミュラーリヤー図形において矢羽が内側のものと外側のものを交互に同じ位置で提示すると主線が伸縮して見えることである。β運動は離れた二点間に、刺激を交互に提示することで、先に提示した位置から、後に提示した位置に向かって、刺激が移動したように知覚される現象である。誘導運動は、視野にあるものを「囲むもの」と「囲まれるもの」に分かれるとしたとき、実際には「囲むもの」が移動したのにも関わらず、「囲まれるもの」 が運動したように知覚される現象である。自動運動は、暗所の中で、ひとつだけ見える光点を見ていると、その光が揺れ動いているように見える現象である。

 

 

確認問題

次の語句を簡単に説明しなさい。

[1]   仮現運動

[2]   誘導運動 

関西大学大学院 心理学研究科 心理臨床専攻)

 

 解答

[1]

仮現運動とは、実際には運動していない刺激が、運動しているように見える現象のことである。仮現運動にはβ運動、誘導運動、自動運動などがある。

[2]

誘導運動は、視野にあるものを「囲むもの」と「囲まれるもの」に分かれるとしたとき、実際には「囲むもの」が移動したのにも関わらず、「囲まれるもの」 が運動したように知覚される現象である。