ポイント
こどもの学習行動を増やすために、宿題や計算課題、漢字の書き取りなどを一定時間行うたびにスタンプを押し、一定量のスタンプを集めると好きなお菓子をもらえたり、遊園地に行けたりするなどの手続きをおこない、学習行動を増やしていった。このよう に望ましい行動を示した際に正の強化子である代用貨幣のトークンを与えることでその行動の強化・増大を図る技法を「トークン エコノミー」という。
確認問題
[1]
「トークン・エコノミー法」について、説明しなさい。
(名古屋市立大学大学院 人間文化研究科 人間文化専攻 臨床心理コース)
解答
[1]
望ましい行動が生起したときに、代用貨幣(トークン)を与え、その行動の出現頻度を高める技法。そのトークンは集めると報酬と交換できる。