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スクール・カウンセラー(School Counselor)

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ポイント

 

 スクール・カウンセラー配置事業は、公立の全学校に配置する方向で展開した。

 

 スクール・カウンセラーの役割には、コンサルテーション、相談業務、広報活動、他機関との連携の4つがある。コンサルテーションでは、教師に対して、心理学の専門的な立場から、アドバイスを行う。相談業務では、悩みを抱えている生徒や保護者に対してカウンセリングを行い、援助する。広報活動では、学校にあるカウンセリングルームのを生徒に知ってもらい、気軽に来られるような環境作りに努める。他機関との連携では、医療機関での治療が必要な場合や虐待が疑われる場合には外部機関との連携が必要になることがある。そのときに、他機関へのリファーを行う。

 

 スクールカウンセリングでは、集団守秘義務(チーム内守秘義務を原則としている。心理面接において知りえたクライエントの秘密を外部に漏らしてはいけないが、スクールカウンセリングの場合は、集団守秘義務(チーム内守秘義務により、教師らとの連携が求めらる。虐待や自殺企図、周囲の人間に命の危険がある場合は、他機関へ通報しなければならない。

 

確認問題

 [1]

(1)から(3)の空欄に最も適切な語を答えなさい。

 スクール・カウンセラー配置事業は、公立の全(1)学校に配置する方向で展開した。スクール・カウンセラーの主な援助内容は教師に対する(2)であり、個人情報を学外に漏らさない(3)守秘義務で扱うことが多い。

(法政大学大学院 人間社会研究科 臨床心理学専攻)

 

[2]

心理的支扱の現場で多職種が連携していく際に「集団守秘義務」あるいは「チーム内守秘義務」という考え方がある。この考え方について説明し、実際の現場での留意点について述べなさい。

名古屋市立大学大学院 人間文化研究科 人間文化専攻)

 

 

解答

[1]

1、中

2、コンサルテーション

3、集団(チーム内)

 

[2]

 臨床心理士守秘義務を遵守する立場でありながら,異分野の専門家と協働することがさまざまな心理臨床現場で求められている。それを可能にするために「集団守秘義務」という概念が最近になって提唱されるようになり,チームで秘密を守る姿勢が打ち出されるようになった。留意点としては、クライエントから同意を得る必要がある。