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信頼性(reliability)

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ポイント

 


信頼性とはデータの安定性・一貫性のことである。誤差の少なさと言い換えることもできる。心理検査の信頼性を確認する手法として、再検査法、等価検査法、折半法、反応の一貫性(内的整合性)を検討する方法などが挙げられる。現在最も用いられているのは、反応の一貫性を検討する方法である。反応の一貫性が高ければ、テストが等質な項目で構成されているため誤差が少ない、つほり、信頼性が高いとみなすことができる。信頼係数は「2件法」(例:はい・いいえ)の質問紙の場合には、「Kuder-Richardson(キューダーリチャードソン)」の公式が用いられる。他には、クロンバックのα係数が挙げられ、多くの心理学研究で用いられている。

 

 

 

確認問題

[1]

心理尺度の信頼性の確認方法のうち1つの名称を書き、その方法を説明しなさい。

名古屋市立大学大学院 人間文化研究科 人間文化専攻)

 

[2]

信頼性があるということは、妥当性があるということの必要条件であるといえるか。信頼性と妥当性の概念にも言及しながら、簡潔に述べなさい。

名古屋市立大学大学院 人間文化研究科 人間文化専攻) 

 

[3]

心理測定において、測定値に含まれるランダム(偶然)誤差の小ささのことを測定の(1)という。

 

解答

 

 [1]

再検査法  

同一の検査を時間をおいて2回同じ人に実施し、両者の相関係数から安定性を調査する。

 

 [2]

信頼性とは測定結果の安定性をさす。妥当性とは検査目標を正確に捉えているかの程度をさす。それぞれ別のものを表しているため、信頼性があるということは、妥当性があるということの必要条件であるといえない。

 

[3]

1、信頼性