内田・クレペリン検査(Uchida-Kraepelin Performance Test)
ポイント
内田・クレペリン検査は作業検査法の一つで、クレペリン(Kraepelin , E.)の実験を元に、内田勇三郎が性格検査として発展させた。被検者は一列に並んだ数値を連続加算する作業を繰り返し行う。それによって得られる作業速度の変化を示す曲線(作業曲線)を評価する。
確認問題
[1]
精神疾患者に連続加算させたところ、一般の人が示すプロセスが生じないという作業曲線に基づいてドイツの精神科医が作成した検査である。この検査名について正しいものを一つ選びなさい。
1.田中・ビネー検査
2.淡路・岡部式向性検査
3.鈴木・ピネー検査
4.矢田部・ギルフォード検査
5.内田・クレペリン検査
[2]
内田クレペリンテストは、心理検査のうち(1)のひとつである。
(名古屋市立大学大学院 人間文化研究科 人間文化専攻)
解答
[1]
5
[2]
1、作業検査法