シュルツ(Schultz, J. H.)/ 自律訓練法(autogenic training)
ポイント
シュルツ(Schultz, J. H.)によって創始された自己催眠法であり行動療法の技法の一つである。
背景公式、第1〜6公式と呼ばれる自己暗示の言葉を心の中で唱えるころで公式の中にあるリラックス状態を得ることができる。
疲労回復、ストレス緩和、仕事や勉強の能率向上、抑うつや不安の軽減などの効果があると言われている。
cf.
受動的注意集中(passive concentration)
「さりげない態度で受動的に目標に向かう態度」(シュルツ)。つまり公式を唱えるときに、その公式で唱える状態になろうと努力して唱えるのではなく、ただその公式を唱えるときの身体の感覚になんとなく注意を向けながら公式を唱える態度のこと。