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ソーシャルスキル・トレーニング(SST:social skill training)

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ポイント

ソーシャルスキル・トレーニング(SST:social skill training)

 

ソーシャルスキルの知識の提供、クライエントによる実践、セラピストのフィードバックという一連の流れでソーシャルスキルを身につけていく治療法。

基本訓練モデルは、①練習課題と練習場面の設定、②予行演習のロールプレイ、③良い点と改善点を挙げる(正のフィードバック)、④改善点に基づくロールプレイ(モデリングとリハーサル)、⑤さらに良い点を挙げ宿題設定

ロバート・ポール・リバーマン(Robert Paul Liberman)により考案された。

SST認知行動療法(CBT)の1つと位置づけられ、社会的学習理論に基づいたアプローチである。

 

 

確認問題

[1]

ソーシャルスキルレーニングの考え方と具体的方法について述べなさい。

日本福祉大学大学院 社会福祉学研究科 心理臨床専攻)

 

解答

[1]

ソーシャルスキルレーニングの考え方は、社会的学習理論に基づいている。社会的学習理論は、認知的要因が行動の生起に影響を与えるという考えをもつ。ソーシャルスキルレーニングの具体的方法は、ソーシャルスキルの知識の提供、クライエントによる実践、セラピストのフィードバックという一連の流れをおこなう。